筋肥大させるならこのサプリだけは摂れ!
ここ2~3年の間に日本のフィットネスブームの人気は大爆発しました。
スーパー、コンビニで手軽にプロテインドリンクやサラダチキンを購入出来るようになったり、ライザップを始め数多くのジムに入会者が激増したり、筋トレのアニメまで放送されるようになりました。
筋トレを始めるにあたって必ず皆さんが意識することがあります。
サプリメントって何を摂ればいいの?
日本のみならず、世界中には筋肉に効果があると謳っているサプリメントは星の数程あります。
・何を摂取すればいいのかわからない
・聞いたことない成分で飲むのが怖い
・副作用は?
など疑問に思われている方も多いと思います。
今回紹介するサプリメントは2種類です。
山ほどあるサプリメントの中でたった2種類でいいんです!
現役薬剤師が医学、薬学、栄養学的に分析し、筋肉を肥大させる上では欠かすことのできないサプリメントとなっています。
必須サプリメント
➀ クレアチン
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クレアチン自体には筋肉を直接肥大させる効果はありません。
私たちは運動時にエネルギー源としてATP(アデノシン三リン酸)という物質を利用します。強度のトレーニングをすると特にATPが必要になりますが、この時にATPを造り出す時に手助けとなるのが「クレアチン」です。簡潔にまとめると「クレアチン」はATP(エネルギー)の生成を促す効果があります。つまり「クレアチン」を摂取することでエネルギーをより多く作り出せるためいつもよりも高強度のトレーニングが行うことが出来ます。その結果、通常よりも筋肉に負荷がかかり筋肥大が促進されるということです。
間接的に筋肥大を促進させるためにクレアチンは必須のサプリメントですが、過剰摂取により「腎機能障害」の副作用が報告されています。
クレアチンを摂取すると体内でクレアチニンという代謝物に変換されます。クレアチニンは腎臓から排出されるため、クレアチンを過剰に摂取すると腎臓の仕事量が増え、パンクし腎機能障害になるケースがごく稀ですがあります。腎臓に疾患がある方はクレアチンの摂取は控えるようにしましょう。
② プロテイン
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「超回復」という言葉をご存じでしょうか?
激しいトレーニングや運動をすると、私たちの筋繊維は破壊されダメージを受けます。
その後、筋肉痛が起き栄養や休息を摂り破壊された筋繊維が修復し筋肉量が増大します。これを「超回復」といいます。
超回復の際は通常よりもより多くの栄養素が必要になります。中でもタンパク質は筋肉を付ける上でもっとも重要な栄養素と言われています。タンパク質が不足していたら筋肉はデカくなりません。筋肥大を目的にするのであれば絶対にとっておきたい栄養素です。またプロテインは筋トレをしない人にも摂取して頂きたい栄養素です。美容面や健康面にも良い効果があります。詳しくは以前記載したこちら↓の記事に書いておりますのでよかったらどうぞ!
プロテインは副作用はほとんどありませんが、牛乳を飲んでお腹がゴロゴロする人(乳糖不耐症)は下痢を起こす可能性があります。乳糖不耐症の方は乳糖を限りなく除いたWPI(ホエイプロテインアイソレート)プロテインを飲めば下痢を起こすことは限りなくゼロになるのでお悩みの方は是非一度試してみてください。
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まとめ
筋肉を付ける上で欠かせないサプリメントはこの2種類です。
クレアチン、プロテイン共に過剰摂取したからと言いより早く筋肉が付くとは限りません。副作用回避のためにも用法用量をしっかり守り楽しいフィットネス生活をおくりましょう。